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SLA
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SLAとは
Newtでは、安心してEnterpriseプランをご利用いただくため、サービスレベルアグリーメント(SLA)を提供しています。
もし基準値を下回った場合、ご利用料金の一部に相当するクレジットを発行します。
Newtに関するサービスの提供品質を明文化したアップタイムSLAと、サポートの範囲と品質を明文化したサポートSLAの2種類があります。
この記事では、2種類のSLAの概要について説明します。詳細については サービスレベルアグリーメント(SLA) をご確認下さい。
アップタイムSLA
Newtで提供している各サービスコンポーネントの稼働率に関して、基準値を設定します。
月間稼働率がその基準値を下回った場合に、クレジットを受け取れます。
クレジットの金額は、サービスコンポーネントの重み付けと、クレジット発行率によって決まります。
対象となるサービスコンポーネント
アップタイムSLAの対象となるサービスコンポーネントは、管理画面・Newt CDN API・Newt API・Newt Assets APIです。各サービスコンポーネントごとの定義および重み付けは以下の通りです。
サービス コンポーネント | 定義 | エンドポイント | 重み 付け |
---|---|---|---|
管理画面 | Newtの登録ユーザーが利用できるWebの管理画面 | app.newt.so api.newt.so | 20% |
Newt CDN API | 投稿したコンテンツをCDN経由で配信する読み取り専用のAPI | *.cdn.newt.so | 40% |
Newt API | 投稿したコンテンツを(CDNを経由せずに)配信する読み取り専用のAPI | *.api.newt.so | 20% |
Newt Assets API | 画像・動画などのファイルをCDN経由で配信する読み取り専用のAPI | *.assets.newt.so | 20% |
クレジットの発行
1カ月当たりの稼働率が99.9%未満となった場合、その稼働率に応じてクレジット(利用料に対する値引き)を発行します。
月間稼働率 | クレジット発行率 |
---|---|
99.0%以上 99.9%未満 | 10% |
95.0%以上 99.0%未満 | 25% |
95.0%未満 | 50% |
稼働率の測定方法
各サービスコンポーネントの稼働率は、自動監視サービスにより測定を行います。サービスコンポーネントごとに、5分間隔で個別のパフォーマンステストを継続的に実行します。
稼働率の計算方法は以下の通りです。
月間稼働率 = 成功したテストの回数 ÷ 総テスト回数 × 100
また、各サービスコンポーネントの稼働状況はリアルタイムにモニタリングされ、障害発生時には障害状況を公開しています。リアルタイムに稼働状況をご確認したい場合は、Newt Status のページからご確認ください。
クレジットの計算例
以下の場合の、クレジットの金額について説明します。
- Newt CDN APIが97.8%の稼働率(重み付け40%、クレジット発行率25%)
- Newt APIが99.8%の稼働率(重み付け20%、クレジット発行率10%)
- 管理画面とNewt Assets APIは99.9%以上の稼働率
- 月額料金が30万円の場合
この場合、以下の式より36,000円分のクレジットを請求可能です。
300,000円 × (40% × 25% + 20% × 10%) = 36,000円
サポートSLA
Newtで提供しているサポートの範囲と品質に関して、基準値を設定します。
対象となるサポート
サポートSLAの対象は、チャットサポートのみとします。メール等でのお問い合わせに関しては、対象外とします。
サポートSLAの対象となる内容は、Newtの機能や使い方に関するお問い合わせ、およびNewtのモデル設計や実装における技術サポートになります。Webサイト・アプリ制作のコンサルティング、およびNewtとは関係がない原因に起因する問題への対応は対象外とします。
クレジットの発行
お問い合わせから1営業日以内に、チャットサポートの一次回答を行います。この場合の「営業日」とは、当社のサポート営業日を指し、当社事情により一般的な平日とは異なる場合があります。
回答時間を超過した回数が、月間で以下の基準を下回った場合、その超過回数に応じて、クレジットを発行します。
回答時間超過回数(月間) | クレジット発行率 |
---|---|
2回 | 10% |
3回 〜 4回 | 25% |
5回以上 | 50% |
また、一次回答は、当社がチャット等で返信することを意味し、必ずしも問題が解決されたことを意味しません。
クレジットの計算例
以下の場合の、クレジットの金額について説明します。
- 月に3回、回答時間の超過が発生(クレジット発行率25%)
- 月額料金が30万円の場合
この場合、以下の式より75,000円分のクレジットを請求可能です。
300,000円 × 25% = 75,000円
その他
- 免責事項・クレジットの請求方法等については サービスレベルアグリーメント(SLA) に記載がありますので、そちらをご確認ください
- Enterpriseプランについて、お問い合わせがある場合は Enterpriseプランのお問い合わせ よりご連絡ください